坐食山空
読み方
ざしょく さんくう意味
働かずに財産を使い続ければ、たとえ山のように多くの財産があっても、やがて尽きてしまうという意味。転じて、収入や生産を伴わない生活を続け、資産を食いつぶすことをいう。由来
中国由来の成句。「坐」は座る、「食」は食べる、「山空」は山のようにあった財産が空になることを表す。「座って食べるだけなら山も空になる」というたとえである。中国語の類似表現「坐吃山空」は明・清代(おおむね14~19世紀)の口語文献にも見られるが、「坐食山空」そのものの成立時期・初出は明確ではない。備考
主に財産・資金・家産などを「食いつぶす」状況に用いる、やや硬い表現。単なる節約の勧めではなく、収入や生産のないまま消費を続けることへの戒めを含む。例文
- 相続した資産が多くても、働かずに散財していては坐食山空になりかねない。
- 会社は蓄えを取り崩すだけの経営では坐食山空だとして、新たな収益源を探した。
- 老後資金も計画なく使えば坐食山空となるため、収支を見直す必要がある。
類義語
- 遊手徒食
- 無為徒食
- 放蕩三昧
- 浪費三昧