一視同仁
読み方
いっし どうじん意味
人を身分・立場・国籍・能力・好き嫌いなどによって差別せず、すべての人を同じように見て、等しく思いやりをもって接すること。「一視」は同じように見ること、「同仁」は等しく慈しみ愛することをいう。由来
中国・唐代の文人、韓愈(かんゆ、768〜824年)の論説『原人』にある「聖人一視而同仁(聖人は一視して仁を同じくす)」に由来する。聖人は人々を分け隔てなく見て、等しく仁愛を施すという考えを表した語で、日本でも漢語の四字熟語として定着した。備考
主に、人を差別せず平等に扱うという肯定的な文脈で用いる。「全員をまったく同じ方法で扱う」という意味に限らず、各人の事情を尊重しながら偏見なく接する意でも使われる。例文
- この学校は国籍や家庭環境にかかわらず、児童を一視同仁に受け入れている。
- 管理職には、部下の年齢や経歴で判断せず、一視同仁の姿勢で接することが求められる。
- 支援活動では、被災者を一視同仁に扱い、必要に応じて公平に物資を配分した。
類義語
対義語
- 差別待遇
- 厚此薄彼
- えこひいき