一粒万倍
読み方
いちりゅう まんばい意味
一粒の種をまけば万倍もの収穫になるという意味から、わずかな元手・努力・善行などが、後に非常に大きな利益や成果を生むことをいう。特に「一粒万倍日」の語として、物事を始めるのによい吉日という意味でも広く用いられる。由来
一粒の籾(もみ)が育って、万倍もの実りをもたらすという農耕上のたとえに基づく漢語的表現である。正確な初出や成立時期は明確ではない。日本では、吉凶を示す暦注の一つである「一粒万倍日」の名称として定着し、近世以降の暦文化の中で広く知られるようになった。備考
「一粒万倍日」は財布の新調、開業、種まきなどに吉とされる。一方、借金や浪費も増えると連想して避ける人がいるが、これは民間で広まった解釈である。例文
- 小さな寄付でも、支援を受けた人の人生を変える一粒万倍の力になり得る。
- 一粒万倍日だからといって必ず成功するわけではないが、開業の届出を出す日に選ぶ人もいる。
- 毎日の基礎練習は地味だが、将来は一粒万倍の成果につながるだろう。
類義語
対義語
- 損多益少
- 徒労無益