四字熟語辞典

自省自戒

読み方

じせい じかい

意味

自分の言動や考えを自ら振り返って反省し、過ちを繰り返さないよう自分自身を戒めること。失敗や慢心をきっかけに、態度を改めて慎む姿勢を表す。

由来

「自省」は自分の行いを省みること、「自戒」は自分で自分を戒めることを意味する漢語で、その二語を重ねてできた表現。特定の古典に基づく成語というより、漢文訓読的な語構成による四字熟語とされる。成立時期や初出は未詳で、近代以降の日本語文献で教訓的表現として用いられるようになったと考えられる。

備考

硬い文章語・教訓的表現として使われる。謝罪文、訓示、倫理・経営の文脈に多く、日常会話では「反省する」「自分を戒める」の方が自然。

例文

  • 今回の不祥事を受け、経営陣には徹底した自省自戒が求められている。
  • 試合に勝ったからこそ、慢心を避けるために自省自戒の姿勢を忘れてはならない。
  • 彼は失言を深く反省し、自省自戒を込めて謝罪文を公表した。
  • 日記を書くことは、一日の行動を見直す自省自戒のよい機会になる。
  • 権力を持つ者ほど、自省自戒によって自らを律する必要がある。

類義語

対義語