四字熟語辞典

朝思暮想

読み方

ちょうし ぼそう

意味

朝から晩まで、絶えず相手や物事を思い続けること。特に、恋しい人や強く望むものを片時も忘れられず、深く慕い焦がれる気持ちを表す。

由来

「朝」は朝、「暮」は夕暮れ・晩、「思」「想」はいずれも思うことを表す。つまり「朝にも思い、暮れにも想う」という対句的な漢語表現に由来する。中国由来の成語として日本に入ったと考えられるが、特定の初出文献や成立年は不詳。少なくとも漢籍受容が盛んだった古代〜中世以降に用いられた語とされる。

備考

日常会話ではやや硬く文学的。恋愛・郷愁・強い願望に使うことが多く、軽い「考えている」程度には大げさに響く。

例文

  • 彼女は留学中の恋人を朝思暮想し、毎晩手紙を書いた。
  • 幼いころに見た故郷の海を、祖父は今も朝思暮想している。
  • 研究者は長年、失われた古文書の発見を朝思暮想してきた。
  • 彼は優勝トロフィーを朝思暮想するほど、練習に打ち込んでいる。
  • 再会の日を朝思暮想しながら、彼女は駅のホームで待ち続けた。

類義語

対義語