大惑不解
読み方
たいわく ふかい意味
物事の理由や事情がまったく分からず、大いに迷い悩むこと。疑問が解けず、どう理解すればよいのか分からない状態を表す。単なる軽い疑問ではなく、深い困惑や理解不能の気持ちを含む。由来
中国戦国時代の思想書『荘子』天地篇に見える「大惑者、終身不解」に由来するとされる。『荘子』は紀元前4〜3世紀ごろ成立・編纂された文献で、「大きな迷いを抱く者は生涯それを解けない」という文脈から、深い困惑や理解不能を表す成語となった。備考
文章語的・硬めの表現で、日常会話では「さっぱり分からない」「理解に苦しむ」が一般的。強い困惑を改まった文脈で述べる際に用いられる。例文
- 突然の方針転換に、社員たちは大惑不解の表情を浮かべた。
- 何度説明を読んでも結論に至る論理が見えず、私は大惑不解に陥った。
- 彼がなぜあの場面で辞退したのか、今も大惑不解である。
- 専門家の間でも意見が割れ、この現象の原因については大惑不解の状態が続いている。
- 明らかに不利な条件を受け入れた彼女の判断に、周囲は大惑不解だった。