四字熟語辞典

器宇軒昂

読み方

きう けんこう

意味

人物の度量・風格が大きく、姿や態度に威厳があり、意気が高く堂々としていること。外見の立派さだけでなく、内面の器の大きさや気迫を含めて、人をほめるときに用いられる。

由来

「器宇」は人の器量・度量、または風貌を表す漢語。「軒昂」は高く上がるさま、意気が盛んなさまを表す漢語で、いずれも中国古典に由来する語。二語を合わせ、器の大きさと堂々たる気勢をいう四字熟語になった。成句としての初出年代は未詳だが、日本では漢文訓読・漢語表現の伝統の中で近世から近代以降に用例が定着したと考えられる。

備考

硬い文章語・改まった褒め言葉。主に人物の風格や気迫を評する表現で、日常会話ではやや大げさに響く。「気宇壮大」は構想や度量の大きさに重点がある。

例文

  • 新社長は若くして器宇軒昂たる人物で、社員の信頼も厚い。
  • 演壇に立った彼の器宇軒昂な姿に、聴衆は自然と引き込まれた。
  • その武将は器宇軒昂として、敗戦の報を聞いても少しも動じなかった。
  • 面接で彼女は器宇軒昂たる態度を示し、将来のリーダーとして期待された。
  • 祖父は晩年になっても器宇軒昂で、周囲を励ます力を失わなかった。

類義語

対義語